講演会

LECTURE

講演会は2013年11月、第1回を開催、以降、年4回のペースで開催しています。

過去の講演会 演題・演者一覧

第1回(2013年11月7日)

会場:倉敷中央病院 大原記念ホール 参加数:151名

講演1「健康寿命を維持するために」
倉敷中央病院 副院長 兼 脳神経外科・脳卒中科 主任部長 山形 専 先生

講演2「ともに守ろう地域の医療」
倉敷紀念病院 院長 小出 尚志 先生

ダイジェスト
現在医療がおかれている状況、考え方の転換を図っていく必要性について伝えた。病気の早期発見のためにドックや健診を受けることを推奨、「晴れやかネット」での電子カルテ共有(会場にて、小出先生ご自身のカルテをiPadで披露)に医療の未来を感じたとおっしゃる方もおられた。

第2回(2014年2月6日)

会場:倉敷中央病院 大原記念ホール 参加数:224名

講演1「骨粗鬆症 転倒と骨折予防」
倉敷中央病院副院長 兼 整形外科 主任部長 松下 睦 先生

講演2「コツコツ『貯筋』で転倒ゼロ」
倉敷リハビリテーション病院 理学療法士 岡本 貴幸 先生

ダイジェスト
2題とも「骨」「転倒」がテーマとなっており、皆さん高い関心を示された。「分かりやすい方法で説明していただき、とてもうれしく感じました。多くの仲間に伝えたい」「身近なテーマでわかりやすく、よく理解できました。知ってる人にも広げていきます」など、満足度の高さが感じられた。

第3回(2014年5月22日)

会場:倉敷中央病院 大原記念ホール 参加数:222名

講演1「骨粗鬆症 転倒と骨折予防」
倉敷中央病院副院長 兼 整形外科 主任部長 松下 睦 先生

講演2「コツコツ『貯筋』で転倒ゼロ」
倉敷リハビリテーション病院 理学療法士 岡本 貴幸 先生

ダイジェスト
涌谷先生は認知症の症状のあらわれ方や記憶の成り立ちの変化、認知症の診断などについて、江澤先生は地域包括ケア(高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続するための包括的な支援・サービス提供体制)についてお話しされた。また今回、講演会参加3回を経てブロンズサポーターが74名誕生した。

第4回(2014年8月29日)

会場:倉敷市民会館 参加数:180名

講演1調子が悪いと感じたら-地域の医療機関は連携して役割分担をしています-」
しげい病院 内科部長 山西 あさみ先生

講演2地域連携の中での重症外傷患者診療-機能回復を目指して-」
倉敷中央病院 救急科 田村 暢一朗 先生

ダイジェスト
2題とも「連携」がキーワード。アンケートの「救急医療の一連のながれがよくわかりました(転院の必要性が良く理解できた)。外傷は誰しも隣り合わせの生活をしている昨今、心丈夫になりました。」という声に代表されるように、地域医療連携の重要性が、皆さんの心に少しずつ根ざしているのが感じられた。

第5回(2014年11月7日)

会場:倉敷市民会館 参加数:180名

講演1最近のがん対策の情勢」
倉敷成人病センター副院長 松本 剛昌 先生

講演2その人がその人らしく~倉敷地域での緩和ケア病棟の役割~」
倉敷第一病院 緩和ケア病棟 看護課長(緩和ケア認定看護師)藤田 千尋 先生

ダイジェスト
2題ともがんに関連した話題。松本先生からは「がん」について解説されるとともに、がん患者さんを支えるために進められている様々な対策を紹介。藤田先生からは緩和ケアについて、病棟での経験を交えてお話しいただいた。「がん」「緩和ケア」は、アンケートで「聴きたい講演テーマ」毎回上位にあがっており、「がんに関してより深いところまでわかったので良かったです」「緩和ケア病棟のお話は非常に参考になりました。勉強にもなり感激しました。生きる意味が身にしみました。」等の感想をいただいた。

第6回(2015年2月6日)

会場:倉敷市民会館 参加数:193名

講演1「健康寿命を維持するために」
倉敷中央病院 副院長 兼 脳神経外科・脳卒中科 主任部長 山形 専 先生

講演2くすりの話~薬局のカウンターで気づくこと~」
クレア薬局 薬剤師 古江 ちづ子 先生

ダイジェスト
島本先生は高血圧を放置するリスクのひとつとして動脈瘤を紹介、大動脈瘤破裂にいたる経過をわかりやすく説明したほか低侵襲手術やステントグラフト治療も紹介された。古江先生は一般用医薬品を適切に服用することで健康維持に役立てること、お薬手帳を携帯することで自身のお薬を医療関係者・かかりつけ薬局とともに管理し、安全にお薬を服用することを提案された

第7回(2015年5月19日)

会場:倉敷市民会館 参加数:164名

講演1「健康寿命を維持するために」
倉敷中央病院 副院長 兼 脳神経外科・脳卒中科 主任部長 山形 専 先生

講演2くすりの話~薬局のカウンターで気づくこと~」
クレア薬局 薬剤師 古江 ちづ子 先生

ダイジェスト
島本先生は高血圧を放置するリスクのひとつとして動脈瘤を紹介、大動脈瘤破裂にいたる経過をわかりやすく説明したほか低侵襲手術やステントグラフト治療も紹介された。古江先生は一般用医薬品を適切に服用することで健康維持に役立てること、お薬手帳を携帯することで自身のお薬を医療関係者・かかりつけ薬局とともに管理し、安全にお薬を服用することを提案された

第8回(2015年8月28日)

会場:倉敷市民会館 参加数:162名

講演1糖尿病 はじめの一歩 ~糖尿病『何が』いけないの?~」
倉敷第一病院 内科 秋山 陽子 先生

講演2糖尿病食は健康食 ~上手な外食の摂り方~」
倉敷成人病センター 管理栄養士 山本 奈々代 先生

ダイジェスト
2題の内容がリンクするという初の取り組み。住み慣れた倉敷を舞台に「身近な場所で気軽に健康づくりを」と倉敷美観地区やイオンモール倉敷を実際に歩かれて歩数計測したスライドを紹介した講演1に続き、講演2では倉敷美観地区やイオンモール倉敷を歩くシナリオにそって、つまみ食いが運動分以上のカロリー摂取を招くことや、飲料物摂取で多量の糖質を摂取する可能性を紹介した。参加者からは大変好評であった。

第9回(2015年11月6日)

会場:倉敷市民会館 参加数:195名

講演1長引く咳にご用心!~もっと知ろう 肺の病気~」
倉敷市立児島市民病院 院長 江田 良輔 先生

講演2その息切れ、年齢のせい?!呼吸リハビリで息切れ軽減」
倉敷紀念病院 リハビリテーション科 理学療法士 水田 泰博 先生

ダイジェスト
プロジェクト始動から2周年、待望のゴールドサポーター誕生。10月に開催された第3回サポーターズミーティング、第9回の講演会で要件を達成した方43名がゴールドサポーターに認定された。
講演は2題とも呼吸器疾患がテーマ。江田先生の講演では、咳が続いたとき、その症状をどのように考えたらよいのか、咳を伴うさまざまな呼吸器疾患について、わかりやすく解説。水田先生の講演では、タバコと息切れの関係、呼吸リハビリ、日頃からできる呼吸機能強化法について紹介された。

第10回(2016年2月9日)

会場:倉敷市民会館 参加数:209名

講演1倉敷版の地域包括ケアシステム構築に向けて」
倉敷市 保健福祉局参与 健康福祉部長 吉田 昌司 先生

講演2医療機関と上手に付き合う」
倉敷中央病院 地域医療連携室 宮脇 理美 先生

ダイジェスト
吉田先生からは認知症の初期対応と居場所づくり、また、そもそもずっと元気で暮していただくための活動の場の提供など具体的な市の取り組みをお話しいただいた。もう一題はプロジェクトテーマでもある「医療機関と上手に付き合う」をタイトルに、一生頼れるかかりつけ医と高度な医療設備を持つ病院の先生の違い、紹介状のしくみ、かかりつけ医探しのポイントについてお話しした。

第11回(2016年5月20日)

会場:倉敷市民会館 参加数:202名

講演1食べられなくなったその日あなたならどうする?」
藤田病院 副院長 渡邉 剛正 先生

講演2口から食べて元気に」
早瀬歯科医院 副院長 早瀬 智子 先生

ダイジェスト
「口から食べる」をテーマにした2題。渡邉先生からは「胃ろうはあくまでも栄養摂取の手段のひとつ」「併行して①治療②摂食訓練・リハビリテーション③栄養補助療法の実施が大切」「後戻り可能なので栄養状況が悪化する前に早く造設して①~③の取り組みに進めることが重要」とお話しされた。早瀬先生からは、高齢者の歯・口の特徴や加齢に伴う口の機能低下、口から食べることのメリット、口腔ケアの重要性などをお話しされたほか、口から食べることがいかに患者さんを元気にするかを歯科訪問診療からの事例でご紹介いただいた。

第12回(2016年8月30日)

会場:倉敷市民会館 参加数:200名

講演1精神を病むことと生きること〜「病の経験」の理解への手がかり〜」
あずま会倉敷病院 看護部長 有本 妥美 先生

講演2地域移行支援、病院から地域へ〜精神科で入院している人の思い、生活のしづらさから〜」
真備地域生活支援センター 赤澤 慶 先生

ダイジェスト
「心の病と地域移行支援」をテーマにした2題。有本先生からは「病気になると、本人がリハビリし社会復帰するという考え方でしたが、社会が『取り込む』『理解する』『近づく』という発想の転換をしてほしい」と呼びかけられました。講演2では、「退院前から医療と福祉が連携し、より多くの方に『退院する』選択肢を提示し支援していきたい」と話されました。

第13回(2016年11月29日)

会場:倉敷市民会館 参加数:147名

講演1受けていますか? 年に1回カラダのメンテナンス“けんしん”」
倉敷市保健所 健康増進センター 所長 檜垣 みちよ 先生

講演2もっと知ろう、乳がんについて」
川崎医科大学附属病院 乳腺甲状腺外科 医長 野村 長久 先生

ダイジェスト
「乳がんとけんしん」をテーマにした2題。檜垣先生からは「健診」と「検診」の違いについて説明されそれぞれの重要性を呼びかけられました。講演2では、野村先生より、20歳以降なりうる身近ながんで早期発見が大切。地域住民が大規模病院とかかりつけ医を使い分け、苦しい思いをしている患者さんを待たせることなく治療できる体制を作ることが理想などと話されました。

第14回(2017年2月17日)

会場:倉敷市民会館 参加数:226名

講演1胃がん、大腸がんの予防と早期発見!~検診で見つかる最新事例より~」
児島中央病院 健康増進センター SOPHIA 主任 楠本 舞 先生

講演2胃がん、大腸がんの治療について~内視鏡治療の実際~」
チクバ外科・胃腸科・肛門科病院 理事長 竹馬 彰 先生

ダイジェスト
「乳がんとけんしん」をテーマにした2題。檜垣先生からは「健診」と「検診」の違いについて説明されそれぞれの重要性を呼びかけられました。講演2では、野村先生より、20歳以降なりうる身近ながんで早期発見が大切。地域住民が大規模病院とかかりつけ医を使い分け、苦しい思いをしている患者さんを待たせることなく治療できる体制を作ることが理想などと話されました。

第15回(2017年5月23日)

会場:倉敷市民会館 参加数:220名

講演1楽しく今を生きるために」

倉敷リバーサイド病院 人工関節センター センター長 川口 洋 先生

講演2ウォーキングで健康づくり」
玉島中央病院 健康運動指導士 影山 尚也 先生

ダイジェスト
「運動機能と歩くこと」をテーマにした2題。川口先生からは楽しく今を生きるために「病気とともに生きる」「老いを受け入れる」などの考え方も大切と話されました。講演2の影山先生からは、ウォーキングは生活習慣病の予防になるとし、歩き方のポイントや注意すべきことについて説明されました。

第16回(2017年8月29日)

会場:倉敷市民会館 参加数:225名

講演1在宅医療を知っていますか?」
つばさクリニック 理事長 中村 幸伸 先生

講演2最期まで家で過ごしたい」を考える ~在宅療養という選択肢~」
倉敷中央病院 医療福祉相談室長 医療ソーシャルワーカー 曽我 比呂子 先生

ダイジェスト
「在宅医療と療養」をテーマにした2題。中村先生からは、在宅医療も選択肢に入れ、自分自身が病院、施設、自宅など最期をどこで過ごしたいのかを考えることが大切と話されました。講演2の曽我先生からは、病院から自宅に帰る際の医療機関同士の連携について説明されました。

第17回(2017年11月28日)

会場:倉敷市民会館 参加数:189名

講演1肝疾患治療の変遷 ウイルス性肝炎から脂肪肝へ」
水島中央病院 院長 松尾 龍一 先生

講演2メタボ・ロコモ研究から見えてきた最新の健康長寿食」
重井医学研究所附属病院 診療部門長 池田 弘 先生

ダイジェスト
「肝疾患」をテーマにした2題。松尾先生からは、ウイルス性肝炎は薬の発展により減少傾向だが、生活習慣の問題から脂肪肝が増加していると話されました。講演2の池田先生からは、病気を薬で治す時代から生活習慣で治す(予防する)時代になってきている。自立した市民になっていただき病気を減らしていきましょうと呼びかけられました。

第18回講演会(2018年2月16日)

会場:倉敷市民会館 参加数:249名

講演1認知症の人を支えるために、知っておきたい大切なこと」
しげい病院 内科部長 (神経内科) 辻  拓司 先生

講演2認知症の人とその家族にとって心あたたかな社会を目指して ~『家族の会』活動から~」
公益社団法人 認知症の人と家族の会 岡山県支部 副代表 安藤 光徳 先生

ダイジェスト
「認知症」をテーマにした2題。講演1の辻先生は、医学的な見極めの早期実施で適切な支援が行えること、認知症の患者さんに対する接し方、理解するポイントなどを述べられました。講演2の安藤先生は、認知症の方、ご家族、介護者に寄り添い支援することは、ハンディを持った方すべてが生きやすい社会になるとし、「今日の話を一人でも良い、誰かに話してください」と呼びかけられました。

第19回(2018年5月25日)

会場:倉敷市民会館 参加数:237名

講演1岡山市版ACP(アドバンス・ケア・プランニング)のすすめ『もしものために~話し合い つたえておこう 事前ケア計画~』」
公益財団法人岡山市ふれあい公社 地域包括支援課 地域包括支援センター 総センター長 小野 克美 先生

講演2そうだったのか、医療機関と上手に付き合うコツ~セカンドオピニオンってどんなもの?~」
倉敷中央病院 地域医療連携室 與田 睦子 先生

ダイジェスト
今回は「ACP(事前ケア計画)」「医療機関との付き合い方」の2本立て。講演1の小野克美先生は、岡山市版ACP( アドバンス・ケア・プランニング)を紹介。自分らしい最期を迎えられるよう「元気なうちから終末期について考えていきましょう」と呼びかけました。講演2の與田睦子先生は、地域医療機関の役割分担やかかりつけ医の必要性、医療と介護の連携、セカンドオピニオンについて解説。知っておきたい知識を「医療機関と上手に付き合うコツ」として紹介しました。

第20回(2018年8月28日)

会場:倉敷市民会館 参加数:189名

講演1肝疾患治療の変遷 ウイルス性肝炎から脂肪肝へ」
水島中央病院 院長 松尾 龍一 先生

講演2メタボ・ロコモ研究から見えてきた最新の健康長寿食」
重井医学研究所附属病院 診療部門長 池田 弘 先生

ダイジェスト
今回は「排尿障害」 「排泄(大便)について」の2本立て。 講演1の髙本先生は、排尿障害が起こる仕組みを男女別に詳しく解説し、自身の症状を判断する基準のチェックリストも紹介。「特に、腹圧性尿失禁は尿失禁の中でも治る尿もれ。ひとりで悩まず受診していただくことが必要」と呼びかけられました。講演2の平良先生は、普段敬遠しがちな大便について、健康の重要な指標であると紹介。楽しく親近感を感じる語り口で、医療者側が患者さんの健康を把握する際に知りたい点を観察ポイントとして紹介しました。

第21回(2018年11月27日)

会場:倉敷市民会館 参加数:168名

講演1高齢者の歯科診療 ~訪問歯科診療を交えて~」
児島中央病院 歯科・歯科口腔外科 田畑光康 先生

講演2高齢者の食事支援~予防から介護まで~」
つばさクリニック 管理栄養士 梅木麻由美 先生

ダイジェスト
今回は高齢者の歯科診療、食事支援がテーマ。 講演1の田畑先生は、日本の死因第3位の肺炎において誤嚥性肺炎が70%を占め、これに嚥下機能の低下や口腔内の汚れが関係していると説明。口腔内の状態に応じたケア用品を選び、適切なケアを行うことを呼びかけられました。講演2の梅木先生は、フレイル・サルコペニア予防を視野に、食事のギアチェンジが必要と説明。若いころは肥満予防などで低カロリーを意識していた方も、高齢になると適切なエネルギー(高たんぱく質、必要なビタミン類) 摂取が必要と述べられました。

第22回(2019年2月1日)

会場:イオン倉敷2階イオンホール 参加数:180名

講演1幸せに長生きできる「考え方」と生活習慣~愛する家族と健康な人生を送りましょう~」
重井医学研究所附属病院 院長 真鍋康二 先生

講演2心もかよう通いの場」
倉敷市社会福祉協議会 地域福祉課 松岡武司 先生

ダイジェスト

真鍋先生は「幸せに長生きできる3つの生活習慣」として栄養、身体活動、社会参加を挙げ、過去の講演内容と絡めながら「心と体を幸せにし、さらに周りの方々を幸せにすることによって「生きがい」も感じながら、幸せに長生きしましょう』と呼びかけられました。松岡先生は地域の通いの場を紹介。地域で自分の「居場所」を見つけいきいき過ごす市民の姿を伝え、日々の関係性から生まれる支え合い・支援のひろがりについてお話しされました。
初のイオンモール倉敷での開催ということで、講演会と同時進行で、1階セントラルコートではPRイベントを実施。こちらも多くの方にご参加いただきました。

第23回(2019年5月17日)

会場:倉敷市民会館 参加数:202名

講演1お家でも大丈夫!訪問診療がお家での生活を応援します!!」
茶屋町在宅診療所 院長 亀山有香 先生

講演2訪問看護って?・・お家で何してくれるのかな?」
倉敷中央訪問看護ステーション リバーサイドサテライト 樋口妙子 先生

ダイジェスト

亀山先生は、患者さんの看取りについてお話しされた上で「自分の望む『逝き方』を周囲の人間に話したり遺しておくことも大切」と、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の重要性を会場に伝えました。訪問診療時に持参される物もステージで一つひとつ示していただきました。樋口先生は「「個人的価値を尊重し納得ゆく死へ向かうこと」を支える必要があると述べられ、訪問看護を利用できる条件、在宅療養と訪問看護の連携などについて、親しみを感じる語り口で述べられました。

第24回(2019年8月23日)

会場:倉敷市民会館 参加数:150名

講演1知っていますか?鼠経ヘルニア ~病気の概要と新しい手術法について~」
児島聖康病院 外科部長 山崎泰源 先生

講演2お家に帰ろう ~思いを伝え、皆で最後まで支える~」
児島居宅介護支援センター 所長 石合瑞恵 先生

ダイジェスト
山崎先生は、鼠経ヘルニアの最新治療としてお腹に小さな穴を空けて治療する腹腔鏡下手術を紹介、また予防が難しく、治療は手術しかないため「左右下腹部から足の付け根にかけて柔らかい膨らみがある場合や、膨らんでいる皮膚に発赤があれば早めに受診しましょう」と呼びかけられました。石合先生は、要介護状態の患者さんに対して、多職種で情報共有しながらケアしていることを伝えられ、「その人が居たいと願う場所で穏やかに過ごしてもらいたい」と想いを語られました。

第25回(2019年11月26日)

会場:倉敷市民会館 参加数:176名

講演1老いても口から長く食べるために〜嚥下の検査とリハビリについて〜」
医療法人水清会 水島第一病院 内科部長 田中 志幸 先生

講演2食障害の予防と摂食障害になった場合の適切な食事形態について」
水島協同病院 摂食嚥下・障害看護認定看護師 土居 美代子 先生

ダイジェスト
田中先生は、誤嚥と誤嚥性肺炎のしくみについて説明され、「激しく咳き込む」「高熱が出る」「痰が多くなった」「呼吸が苦しい」といった症状の方は誤嚥性肺炎を発症しやすいため、摂食嚥下外来がある医療機関へ相談するよう呼びかけられました。土井先生は、「高齢になるほど誤嚥や窒息の危険が増えていく」と話され、誤嚥の予防として舌圧や口の周りの筋肉、肺活量を改善できるトレーニングを紹介され、歌を歌うことは滑舌と肺活量の改善が期待できるとし「りんごの唄」を会場の皆さんと歌われました。

第26回(2020年2月4日)

会場:イオン倉敷2階イオンホール 参加数:200名

講演1人生100年を生き抜くための予防医療 ~成り行きにまかせない健康管理~」
倉敷中央病院付属予防医療プラザ 所長 菊辻 徹 先生

講演2け・ん・し・んから見える倉敷市の課題と対策」
倉敷市保健所健康づくり課 健康増進センター 保健師 三宅浩美先生

ダイジェスト
菊辻󠄀先生は予防医療の考え方を解説され、 ❶自分のリスクや健康状態を理解して、できるだけ早く、うまく解決する ❷進歩した医療を疾病予防に活用して、自分の健康を自分で作り・守る という2つの視点を挙げて、人間ドックやオプション検査の積極的な活用を呼びかけられました。三宅先生は倉敷市の国保特定健診の受診率の低さを紹介。ご自身の闘病体験にふれながら、倉敷市民の罹患数が最も多い大腸がん、死亡件数最多の肺がんの検診受診率が低いことを改善につなげるため「けんしん」を活用してほしいと呼びかけました。