第10回講演会 開催レポート

REPORT

2016年2月9日、倉敷市民会館において第10回講演会を開催、209名のご参加をいただきました。講演会参加3回で認定されるブロンズサポーターはあらたに15名誕生、177名、講演会通算6回参加、サポーターズミーティング2回参加で認定されるゴールドサポーターはあらたに11名誕生、57名となりました。

ゴールド認定グッズのひとつである名刺は、お友達をお誘いするツールとして活用いただけるもので、ゴールドサポーターのご紹介で新規参加者10名が会場に足を運んでくださいました。わが街健康プロジェクト。を地域に浸透させる動きが少しずつ生まれています。

今回は倉敷市保健福祉局参与 健康福祉部長 吉田 昌司 先生から「高齢者が元気で活躍できる地域づくりの推進~倉敷市版の地域包括ケアシステム構築にむけて~」、倉敷中央病院 地域医療連携室 宮脇 理美さんから「医療機関と上手に付き合う」と題してご講演いただきました。

吉田先生の講演では、介護保険制度改正に併せて倉敷市が進めている介護の総合事業移行が紹介され、認知症の初期対応と居場所づくり、また、そもそもずっと元気で暮していただくための活動の場の提供など具体的な市の取り組みをお話しいただきました。「命のバトン(救急医療情報キット※児島地域の取り組み)」や「倉敷市介護支援いきいきポイント制度」などの取り組みも紹介され、会場からは「公の話が聞けてよかった」「倉敷市の現在がよりよく分かり、良かった」と感想をいただきました。

宮脇さんの講演では、アンケートの質問「講演会で聴きたいテーマ」の上位に毎回入っていた「セカンドオピニオン」についてのお話も交え、一生頼れるかかりつけ医と高度な医療設備を持つ病院の先生の違い、紹介状のしくみ、かかりつけ医探しのポイントについてわかりやすく紹介。医療機関ごとの役割を知った上で利用することで、自身も、地域もより良い方向に向かうことを会場のサポーターと共有しました。

第11回講演会は5月20日(金)開催、それに先立ち、3月1日(火)、倉敷市民会館大会議室にて県内3大学のデザイン系学科の学生が制作したポスター作品の展示・優秀作品表彰を開催します。グランプリ作品は、4月から公式PRポスターとして掲示する予定です。